347. 崩壊する組織に蔓延する「整合の偽装」

「整合の偽装」には、大きく分けて2つある。目標状態と現在状態の整合の偽装が1つめである。他者との合意の偽装が2つめである。
1つめの偽装は、目標を達成していないのに、達成しているかのように偽装するものである。
2つめの偽装は、他者と合意していないのに、合意しているかのように偽装するものである。
これらの2種類の整合の偽装は、用語の歪曲と用語のあいまい化によって行なわれる。
簡単に言うと嘘付きである。
このような整合の偽装が、各部門や各階層で平気で行なわれ、誰もそれをとがめないでいると、組織は確実に崩壊する。

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