204.迫りくる日本の食糧危機に対処するのに必要なイノベーション促進策

肥料の3大要素といえばリン、窒素、カリウムである。 その中で、リンについては、日本は全量をリン鉱石の輸入に頼っていた。 それを、米国に続いて、2008年6月に中国が実質的に輸出禁止とした。

http://diamond.jp/series/inside/06_14_004/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080606/160875/?P=1

下記の貿易統計に示されるように、2005年以降、米国からのりん鉱石の輸入はゼロになっている。 http://www.customs.go.jp/toukei/srch/index.htm?M=03&P=1,2,,,2,1988,2008,0,0,0,1,21301,,,,,,,,,,1,304,,,,,20

中国からのリン鉱石の輸入も2008年6月が最後になるのだろう。
http://www.customs.go.jp/toukei/srch/index.htm?M=03&P=1,2,,,2,1988,2008,0,0,0,1,21301,,,,,,,,,,1,105,,,,,20

食料の輸出を禁止する国が増える中で、日本国内での農業を盛んにして、食料自給率を改善しように も、リン鉱石などの肥料がなくなると、国内での農業もできなくなる
http://www.jacom.or.jp/series/shir168/shir168s08060610.html



出典: http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001179505.shtml

無能、無策の福田内閣を退陣させ、日本の技術力を結集して、広大な日本の排他的経済水域から 食料、エネルギー、肥料などのあらゆる資源を獲得する体制を早期に構築する必要がある。
http://www.patentisland.com/memo182.html

また、廃棄物として処理している物の中に、貴重資源が多く含まれているので、それを回収する技術 を開発することも必要となるだろう。
たとえば、「下水汚泥焼却灰のリン肥料化」も有効であろう。
また、気液ポンプを用いて海洋深層水や、湖の底に溜まっている富栄養化した水を汲み上げ、逆浸透膜を通して、 リン化合物を取り出すことも、有効である。
知的財産権制度を進化させて、イノベーションを促進して、問題解決することが重要である。

【参考サイト】
@ リン資源枯渇の危機予測とそれに対応したリン有効利用技術開発
A リン資源に関する研究を行なっている研究機関

● 大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻  大竹 久夫 教授
〒565-0871 吹田市山田丘 2-1 п@06-6879-7437  Fax 06-6879-7439
hohtake@bio.eng.osaka-u.ac.jp
http://www.bio.eng.osaka-u.ac.jp/be/
● 環境バイオテクノロジー学会リン研究部会
B 沿岸・浅海域の資源の有効利活用を目指した技術開発  平成17年7月21日 日本学術会議 海水科学研究連絡委員会
C 東京湾の水環境改善に資する技術に関する実証モデル調査報告書 第5章 5.2.1 平成20 年3 月  関東経済産業局
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